パソコン教室は儲かるのか??
『パソコン教室はもう流行らないね』
とか
『生徒さん、ほとんどいないでしょう』
確かに5年ほど前までは私もそう思っていました・・
しかし、実際に儲かっているパソコン教室の存在を知り、当教室には何か足りないものがあるから儲からないだけなんだと気づきました。
それ以降、他の教室さんの真似をしたり、マーケティングの本を読んだりして、いろいろ生徒様の募集方法やご指導方法などを改めました。そして、少しずつではありますが生徒様が増え、売り上げは安定してきました。
まだまだ試行錯誤している状態ではありますが、これまでどのような失敗をしてきたのか、どのようなことを改善してきたのかをご紹介します。
積極的に宣伝をしないと生徒様は来ていただけません
十数年前はパソコンを覚えたい人がたくさんいらっしゃいましたので、生徒様が集まりやすかったのです。ほとんど宣伝をしなくて生徒様がたくさんいるパソコン教室が多かったです。
しかし、現在はただ待っているだけでは生徒様は来てくれません。
私もそうでしたが、当時の感覚のままでいると、たまに新聞折込のチラシを出しても入会者は少ないのでショックを受けてしまいます。『どうして生徒さんが来てくれないんだろう』『もうパソコン教室は閉校しようかな』というふうになります。
まずは積極的に宣伝を行っていないのなら、生徒様が来ていただけないのは当然であるという意識を持ってください。
ターゲットを絞る
お客様のターゲットを絞るということは、営業をされている人などにとっては当然のことなのかもしれません。しかし、私がパソコン教室を始めた頃は何もわかっておりませんでした・・・
数年前までは『パソコンに関することなら何でも教えます』というようなパソコン教室でした。とにかくパソコンを使っている人ならどんな人でも来て下さいという感じでした。
サラリーマン・学生・主婦・子供さん・経営者・ご年配の方などいろいろな層の方に来ていただいていました。
しかし、いまいち生徒様が集まりませんでした・・そして、いろいろなことをご用意しなくてはならなかったのです。
数年前からは、シニアの方に向けたパソコン教室に変えようとチラシの文言や使っているテキストなどを変えました。
そうするとご年配の方々がたくさんお越しいただけるようになりました。そして、なぜか主婦の方も増えました。
そのかわり、子供の生徒さんは全くいなくなりました。ターゲットを絞ると来ていただける層は狭まりますが、生徒数は増えます。
性別は?
資格を目指す人向けなのか?
などターゲットを絞ることはとても重要です。
インストラクターの人柄の重要性

優秀なインストラクターさんはパソコン教室の宝です。インストラクターさんの良し悪しで同じことをしていても 生徒様の継続率がよかったり、トラブルも起きにくいのです。
インストラクターさんは社交的と言いますか、性格が明るい方が一番です。
このスキルは訓練で身に付けるには時間と努力が必要です。 そこで、できるだけ素質のある人を採用して下さい。