インストラクターが思うより生徒様からは質問しにくい
先日、授業の途中で席を立たれた生徒様(50代前半の女性)がいらっしゃいました。何かなと思いましたら
『先生達は私には全然教えてくれないので辞めます』と言って帰られてしまいました。
途中でお引止めしましたし、後ほどご自宅へ訪問して謝罪させていただきましたがお気持ちは変わらないようでした。
これまでコミュニケーションを取らせていただいておりましたし、どちらかというと他の生徒様よりインストラクターがその生徒様についている時間が長かったので驚きました。
なぜ嫌になったのかその人のお話を聞かせていただくと、自分からは質問するのは恥ずかしいので、聞きたい時はイントラクターが気付いて声をかけてほしかったようです。
こちらは生徒様にこちらからお声をかけることも多いのですが、真剣にパソコンに向かわれている時は近くにはいますが声をかけないことがよくあります。インストラクターが見ているだけで何も声をかけないのが気に入らなかったようです。
たしかにこちらから声をかけないとご質問されない生徒様もいらっしゃいます。しかし、その方はこちらから何度もお声をかけなくても、わからなければご質問いただけるだろうとこちらは思っておりました。しかし、その方からするとインストラクターが近くにはいるものの、直接声をかけてくれないので自分からは質問をしにくいと感じていたようです。
この出来事で私達はショックを受けましたが、改めて指導方法を見直すよいきっかけをいただいたと思います。生徒様からすると私たちは先生であり、質問を何度もするのは恥ずかしいとか申し訳ないと思うのだとわかりました。
今後は以下のようなことを気をつけます
・生徒様は自分に自信がない方が多い
・授業の始まりに少しお話をすることが大切であるということ
・生徒様は教室内にいる人は全員インストラクターであると思うので気を付ける(私はイントラクターをしない時も、事務仕事などのために教室にいることがあるのですが、生徒様からすると事務をしている者もインストラクターに見えるので気を付けること)